MORELIA(モレリア)が進化しました。足が細い人必見!!!
シューフィッターから見る靴の評価
サッカー経験者であれば誰でも知っている、モレリア!!!!
中村憲剛選手、家長昭博選手、大島僚太選手、長井謙佑選手など多くの有名な日本人選手が愛用しています。
そのモレリアが年数をかけて、リモデルしました。
そして新しいデザインはこちらです!!! ホワイト×ゴールドです。
私はとても好きな色合いです。
衝撃緩衝性 ★★★★☆
軽さ ★★★★☆
安定性 ★★★★☆
耐久性 ★★★☆☆
機能性 ★★★☆☆
衝撃緩衝性
スパイクのポイントがバランスよく、かつ多くついているので圧力の分散ができるスパイクです。
軽量で作られていますが足底の中側部から後足部は硬くなっているので、アーチの負担は少なく足の機能は働きやすいと思います。
また新モレリアのこだわりがインソールです。インソールにこだわりをもつスパイクを私はみたことがありませんでした。
布素材を使用し、汗の吸収が良いです。そして、目が細かくて滑りにくい、ラストに忠実に作っています。
このような設計によって使っていくうちに足に馴染んでくることが最大の魅力でしょう。
インソールに力を入れている分、クッションが潰れてくると機能が低下してしまいます。
ミズノさんはそこも考えて、インソールを別売りにしていますので、定期的にインソールは確認することをお勧めします。
軽さ
旧モレリアは、超軽量の267g(26㎝片方)のシューズとして履いた時に動きやすい、楽だという履き心地で注目を集めていました。
新モレリアは、以前と変わらないコンセプトである「軽量・柔軟・素足感覚」をより良くするために1つ1つのパーツを変えたと言います。
そして、新モレリアは約215g(27㎝片足)!!!さらに軽くなり、素足感覚に近づいたと思います。
安定性
特に今回私が一番よくなったと思うのは、木型(ラスト)です。かかとの部分の安定感とホールド感を向上したことです!!!
旧モデルと比べると新モデルはかなり踵部を絞っています。
踵部を支えることによって足首の固定に繋がります。日本人の多くが扁平足なので、絞れる靴は多くの人の足に適切だと思います。
日本人の足は偏平足で足が幅広く見えますが、アーチを保たせると足が細い人が大半です。
よく捻挫する人や膝を痛める人などは今まで大きい靴を履いている可能性があります。
ミズノさんは、研究を重ね踵骨を安定させて怪我を防止する木型を開発したと思います。
私がお勧めする足は踵部が細い人ですね!!
足の裏にタコができている方は大きい靴を履いている確率がかなり高いです。
少し改めてみて、踵部が細い靴に挑戦しても良いかと思います。
耐久性
ポイントの表面は、固い土・天然芝・人工芝とどの環境でも適応できる作りになっています。
かなりグリップ力がよく、削れにくいので長い期間履けると思います。
アッパー素材は、最高級のカンガルーレザー(ウォッシャンブルカンガルーレザー)を使用しています。
長く履くためには、良いケア方法がありますので是非参考にしてください。
カンガルーレザーは馴染みやすく、かつ耐久性に優れていますのでかなり良いと思います。
機能性
履き口表には日本製の人工皮革素材を使っています。
薄くてはじめから柔らかく、最初から履き心地が良いと思います。
また、アッパー部分は最高級カンガルーレザーを用いていることで肌触りがよく、汗の吸収も良いです。
また水に濡れても陰干しをすることによって、革が硬くなりにくい特徴をもっています。
まさに快適に履けるスパイクです。
どのような足の人に合うのか?
踵の部分が細くなっているので,踵が細い方に特におすすめです。
しかし、履き口は人工皮革素材を使っていて柔らかいので細くない方でもきつすぎずにフィットしやすい木型になっています。
扁平足でお困りの方や、足の裏が疲労で痛くなる方はこの靴は他の靴よりもお勧めだと思います。
まとめ
ミズノさんが毎回、力をいれて開発している「モレリア」は間違えなく一級品です。
そして、日本人に合っている木型というのが最大のメリットです。
足の負担をなるべく軽減するためにもデザインだけで選ばずに木型を最優先して欲しいです。
また靴の形はかなり重要です。モレリアは、モレリアの木型にあったシューキーパーを用意しています。
※キーパーは必ず脱いだ後、すぐにセットしてください。
他に聞きたいことや質問ございましたら、是非連絡してください⭐
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