BROOKS　GHOST12

シューフィッターから見る靴の評価

アメリカでは圧倒的なシェア率を誇り、先日はアメリカの医療従事者に靴を寄付したことで話題になった

ブルックスのゴースト12です。

12というだけあって毎年アップデートされた12代目です！

この12がとても良いので紹介します！

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ランニングシューズとしての評価

衝撃緩衝性

最大の特徴であるブルックスが開発したDNA LOFTというミッドソールが威力を発揮しています。

一般的なランニングシューズはEVAだけでしたがこのDNA LOFTはEVAとラバーのハイブリッドです。

初めてのフルマラソンからサブ4.5位のランナーを想定しているだけあって、以前のミッドソールより30％柔らかくなっています。

路面の硬さやスピードに応じて衝撃吸収性が変化するとメーカーページに書かれていて、

走ってみてもどんなところを走っても路面の衝撃を感じることなくいつも同じ感覚で走れました！

安定性

カカトの安定性がかなり優れていてメーカーとしてのこだわりを感じる事ができます！

カカト幅は細目に作られていて、中面に厚めのクッションがついています。

この作りによって、カカトがすっぽり包まれているのに圧迫感は感じないようになっています！

アッパーはまったく縫い目が無いメッシュ素材です。

通常縫い目がない１枚メッシュはふにゃふにゃになりがちですが、この靴は違います。

２層構造のメッシュで甲部分は粗目で通気性を重視、サイド部分は細かめに編まれていて足が横ずれしにくくなっています。

ブルックスロゴ周りには細かいプリントがされていて、この工夫も横ずれを抑えてくれるので一役かっています！！

シューレースホール周りもラバーコーティングがされています。

その効果もあって紐を締めたときにロゴ周りのコーティングと一緒に甲を締めてくれるので安定します！

耐久性

この項目もミッドソールに特徴があります！

DNA LOFTはミッドソールの劣化を抑える効果があります。

一般的なEVAのみのミッドソールは、ミッドソール内の気泡が潰れてしまいクッション性は半年から１年でどんどん落ちていきます。

しかしこのDNA LOFTはEVAとラバーとエアをブレンドして作られています。

EVA内の大きめの気泡をラバーがコーティングしているおかげで気泡が潰れず長持ちします！

機能性

アウトソールのラバーは一般的なものより粘りがあり少し柔らかいです。

それもあって接地感は柔らかい感覚が強いです。

粘りがあることによって、濡れた路面でも滑りやすさは感じずグリップ力があります。

特別削れやすいわけでも無く、デメリットにはなりません。

雨に関して言えばメッシュ素材は水はけが良く、アッパーも縫い目も無く素材の切り替えも無いので雨のランでも水を吸って重くなることは無いと思います！

重量は27㎝片足３００ｇ切る位で一般的な重量です。

ただ履くと反発が強いので足がとても軽く感じます！！

どのような足の人に合うのか？

ブルックスの魅力は、幅が選べることです！

普通

レディース普通

ワイド

レディースワイド

スーパーワイド

ゴアテックス

ゴアテックスレディース

ゴアテックス搭載の防水モデルもあるのもすごいですよね！

※また、カラーによって幅もバリエーションも変わっていますので気を付けてください！

※ただどれもカカトは前述の通りホールドが強くゆるくなることはないので安心してください！

まとめ

ロングセラーのゴーストシリーズのゴースト12を紹介しました。

コメントやインスタでのお問い合わせはお気軽にどうぞ！