パンプスは裏張りすべき?
購入してすぐに裏張りするべき?
今回のテーマは、ただ私が疑問に思っている点です。
『新品の靴のソールを革からゴムに変える方がかなり多いです。』
修理する店にとってはとてもありがたい話だと思うのですが、、、、、、
しかし、皆が勘違いして履かずして修理をしているのであればとてももったいないです😢
今回は、ソールの革のメリットとデメリットについて話をします。
革ソールのメリット
メリットは2点です!
- 通気性が良いこと
- 足に馴染んでくること
➊通気性は良くきくと思います。
実感できるような効果はありませんが、汗は吸収してくれます。
春夏商品をみていると、あえてソールを革にしている靴をよく見かけます。
靴を作っている人は、デザインを気にして作っているほかに履き心地や用途を考えていることは間違えないです。
春夏だからソールを革の靴を選ぶとかすると、「おっ」こだわりがあるな!っと思いますね!笑
➋足に馴染んでくる
これはシューカウンセラーだから伝えられるメリットです。
ゴムのほうが柔らかくて蹴り出しが良い!って感じる方が多いです。
しかし革は初めは若干硬いですが、だんだんと馴染んできます。
ソールが厚い靴が最近流行っていますが、ソールが厚くなるほど最初からゴムに貼りかえるのはおススメできません。
ソールの革が馴染んで、そしてソールが削れてからゴムに貼りかえる方が良いでしょう。
最初から貼りかえると、革が硬いままで蹴り出しづらいがためにつま先を擦って歩いてしますのでつま先のゴムが剥がれやすくなります、、、、
勘違いされているデメリット
メリットは理解したけど、革のソールは滑りやすいし削れやすいですよね、、、、
良くきく話がこの2点でした。この2点の理由で新品の靴をゴムに貼りかえるのはもったいないです( ;∀;)
まず滑りやすくなる最大の理由は革だからではなく、大きい靴を履くことです。
ソールを気にするのではなく、フィッティングが良いかどうかを意識してみましょう☺
また、ソールの素材で滑るのであれば前部分をかえるのではなくて踵部のゴムを変えましょう。
滑るタイミングをイメージしてみてください、、、、
踵が地面につくタイミングで滑りませんか???
前の素材は、正直そこまで滑る原因ではないんですよ(^^♪
次に削れやすいって点です。
ソールの色が薄いベージュだったりすると汚れが目立って、見た目が削れているように感じるかもしれませんね😢
最初がつるつるの革なので、地面で擦れて起毛した感じに変わってざらざらになるのも削れてしまったと思うかもしれません。
しかし、思っている以上に削れてはいないので安心してください。もし、見た目が気になるのであれば何度か使ってからゴムに貼りかえると良いでしょう。
最後に
修理をする時は、必ずソールを削ってからゴムを貼ります。
削らないと、ゴムが剥がれてきてしまうからです。
何を伝えたいかというと削ってからゴムを貼り付けるので、何度か履いてからゴムに変えても遅くないのです。
革のソールだから、滑りやすいと思い込まずにまずはそのまま履いてみることをおススメします。
そして、靴擦れや滑りやすい等のトラブルが起きたときに相談をすると良いでしょう。
私はいつでも相談にのります!(^^)!ラインメッセージをお待ちしています。