サポーターの必要性と注意点
サポーターといえば
ドラッグストアやスポーツショップでも販売されていて、
物としてはどこに売ってるか何となく知ってるし身近に感じますよね。
AMAZONでも、すごい種類があります。
ですがサポーターにはそれぞれ症状や用途に合わせて専用のものがあります。
間違ったものを選ぶと目的を果たせないどころか痛みをひどくしてしまったりします。
今回はそのサポーターについて書いていきます!
先ずはサポーターの大分類を整理していきましょう。
①ベルト型
ゴムバンドでグッと締めて調節する一番ポピュラーなタイプ。
ベルトの本数や素材で強度がかわり、それに伴い種類も多いです。
基本的にはガッチリ固定することを目的としていて痛みが強いケガの直後などによく使われます。
メリット
- 締め具合の調節が容易
デメリット
- 正しい締め具合が分かりにくい
- 合ってない物でも着けることができる
- 分厚いので動かしにくくなる
よく使われている場所
- 分厚いので動かしにくくなる
着ける期間
- 痛みが出てから痛みの不安が無くなるまでのしばらくの期間
②筒型
スポッと着けるタイプ
日常的に使うことが想定された作り。
痛みの軽減や患部の保護に使われることが一般的です。
メリット
- 着脱が楽
- 比較的薄いので違和感も少ない
- 種類の選択が容易
デメリット
- 調節ができないので、サイズをしっかり測らないと効果がなくなる
- ずれやすい
よく使われている場所
- 膝 肘
着ける期間
- 痛みが出る前~痛みの不安が無くなるまでのしばらくの期間
③スポーツ用
薄型の物が多く、形状はベルト型に近いものが多い。
スポーツに特化しているためドラッグストアではあまり見かけない。
メリット
- 薄いから服や靴がきつくならない
- 動かす違和感が少ない
デメリット
- スポーツ用なので日々の生活には向いていない。
- 薄い分サポート力も弱いものが多い。
- 専用設計が多く知識が無いと選びにくい
よく使われる場所
- 足首 膝 肘
着ける時間
- スポーツ時のみ
④テーピンク゛
これも固定を目的としています。
混同されやすいのですが筋肉のサポートを目的とするキネシオテックスとは全くの別物です。テーピンク゛を一枚線状に貼っても効果は全くないどころか筋肉の動きを阻害します。
足裏やふくらはぎにしている方が多いですがやめて下さい。
キネシオテープでぐるぐる巻いているのもまったく無意味です。
メリット
- 調節しやすい
- 薄く強固
デメリット
- 正しくやらないと逆効果
- 費用が結果的に高くつく
着ける時間
- スポーツ時のみ
サポーターの効果
サポーターというものは、固定を目的として作られているのが一般的です。
その中から用途に応じてチョイスしていきます。
着けている時間や期間もそれぞれ想定して作られているのが普通です。
ただ日常生活用のサポーターにはある注意文が添えられています。
使用上の注意点
長時間着け続けないこと
この注意点があてはまるサポーターは骨、関節を固定するために作られているものです。
そして世の90%が当てはまります。
注意点がどういうことかというと
例 足首
このように足首回りの骨をガッチリ型にはめるようなイメージです。
それによって足首は動かしにくくなります。そうすると変に動かない分痛みが出にくくなります。
しかし!動かないという事は筋肉も動かなくなってしまいます!
筋肉は動かなくなればどんどん細くなっていく、というのがこの注意文の真意です!
ケガが治った後にまた筋力を付けるトレーニングをしないといけません。それを怠ると弱った患部はまた痛みだすリスクが生じます。
このデメリットは固定目的のサポーターは絶対に避けることが出来ません。
コルセット等でよく言われているので有名な話しです。
ですが世の中にはスゴイサポーターがあるのです。
日本では一部の方にしか知られていません。
今後何度か記事にしますので是非見て下さいね!
最後に
サポーターの世界はまがい物がとても多いです。他社の技術をそのまま模倣したりして、出来がひどいものが多いのも残念ながら特徴の一つになっています。
そんな物を購入し、痛みを悪化させることは避けないといけません!!
まがい物が心配な方は、直接相談も受け付けています!