【女性必見】パンプスの選び方講座
多くの女性が良くも悪くも悩まされる靴、それが『パンプス』です。
様々な色使いや素材使い
更には華やかな装飾が施されているものがあって履ける女性が羨ましいです!!
足元が明確に季節や意図を感じさせる靴は他にはありません。
しかし、このパンプスに悩まされている方が多いのも事実です。
靴で悩むといえばパンプスと思われるくらいです。
店頭でも外反母趾や靴擦れ等のお悩みがお有りの方が「パンプスによってトラブルを起こした!」とおっしゃる方が多いです。
なので今回はパンプスを選ぶために見てほしいポイントを3つに分けて説明していきます!!!
ポイント
- パンプスのカカト
- パンプスのヒールの高さと位置
- パンプスのふち
1.パンプスのカカト
やはり、「カカト」が大切です!
ランニングシューズやスニーカーと同じようにカカトが命です。
むしろパンプスこそカカトのホールド感が1番大切です。
しかし、、、、、
こんなにカカトが固くて大丈夫??絶対靴擦れする
このような言葉をよくお客さんに言われます。
安心してください。
カカトが固くて靴擦れは絶対にしません!
パンプスの靴擦れは大きく分けて2つです。
- 靴が柔らかくて足が動いて擦れるパターン
- カカト抜けを嫌がってサイズが小さすぎたパターン
しつこくなりますがカカトが固くて靴擦れはしません!!
カカトがしっかりしている事の最大のメリットは、左右に揺れないので安定感が生まれることです!!
左右に揺れることで無駄に踏ん張ることになります。
踏ん張ると足裏や指の上の部分に痛みが出たり、親指の付け根にも負担がかかります。
また揺れることでスネに力が入り足の疲れやむくみに繋がります。
そのような痛みにならないようにカカト部分を固くしているのです。
固くしている部分を「芯」と呼びます。
この芯がパンプスを選ぶときに大きなポイントになるので説明をします!
カカトの芯のチェックポイント
パンプスのカカトを触ってみましょう!
カカトの芯の長さが水色のラインだと不安です。
黄色いラインまで芯が入っていると安心です!
足が曲がる位置と重ねてみました。
指の付け根がグッと曲がる位置のほんの手前までカカトの芯材が伸びています。
足の甲は細かい骨が多く、関節は左右に動くようになっています。
スポーツなどではこのような動きも必要ですがパンプスにおいては「足がグキッ」といくリスクになります。
そのようなリスクを防ぐために、黄色の部分までカバーすることが望ましいです。
2.パンプスのヒールの高さと位置
高さについては3〜5cmがベスト!
足の体重のかかるバランスがよく負担もかかりにくいです。
その高さが体重移動をスムーズに促してくれるようになりますので長く歩いても疲れにくいです。
余談ですがぺったんこ靴は着地から蹴り出しまで自身の筋肉のみを使うので疲労が溜まりやすいです。
そして大切なのが位置です!
高さよりも大切です。
カカトの体重がパンプスの接地面の中心とずれるとグラつきます!
このようにカカトの中心とパンプスの接地面の中心がピッタリだとバッチリです!
今持っているパンプスがどのようになっているのかを必ず確認してみましょう。
よくある悪い例もお伝えしときますのでチェックをして頂きたいです。
ずれる原因は2パターンあります。
・1つ目は、ヒールの作りが元々不安定なモノ
履き心地メインで作られていなく、デザイン重視で作られているものはヒールの位置が踵の中心よりも前や後ろについているものがあります。
・2つ目は、足が前に滑っている事
カカトよりもパンプスの踵を抑える幅の方が広いと、必ず足は前に滑ります。
パンプスの良いフィッティングは、隙間がないことです。
足が前に滑っているという方は、よく見かけますので注意をしてください。
3.パンプスのふち
この部分も多くの方が気にされる場所です!
「こんなにぴったりで痛くならない?」
「この部分がゆるくないと痛くなる」等
ここがゆるくて履き心地のいいパンプスはありえません!!!
最近市販のパンプスでこの部分にクッションを入れているモノがあります。正直、足が前に滑っていきます。
カカトがスポスポ抜けていいならゆるくてもいいです。
でもこの部分をしっかり抑えるので、必要以上に指先に負担をかけないようになります。
デザインによって「深い浅い」ありますがどちらにしてもピッタリ隙間無しが基本です。
また、深い方が支える力は強いです。
楽に履くなら深めのものやストラップ付きを選ぶといいでしょう。
上の画像はプレーンパンプスを例に出しています。
指の股が出るのを気にされる方も多いですが正直気にしなくていいと思います。
デザインによっても違いますし、指の長さは個人差が大きいです。
ですが股ぎりぎりのところが一番止まりがいいのでプレーンパンプスを選ぶならおすすめです。
最後に
パンプスは悪ではありません。
ヒールが付いているのは女性の足にとって理にかなっている部分が多いですよ!
パンプスが履きたいけど履けない。
だからといって、ぺったんこを履くほうが前述の通り負担になります。
だからこそパンプスを諦めてほしくないと思います。
カカトをしっかり掴む、フチの部分の隙間は厳禁!!!
このポイントをしっかり抑えていればポインテッドのような尖ったパンプスも履けるかも!?