はじめに
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私はこのオスグッド病という怪我によって、「スポーツ人生」を諦めてしまう多くの方々をみてきました。この怪我は、「運動のできる子供たちがオスグットで壊れ、スポーツ界で結果をだすのはオスグッド病にならなかった子供たち」という表現を良く聞きます。
このような怪我で夢を諦めてしまう多くの子供たちがいることが大変悔しいです。多くの方にこの記事を読んでもらって、怪我に苦しむことなくスポーツを楽しんで頂き、またスポーツ界が益々発展することを強く願っています。
”膝下が変形してしまうオスグッド病”について
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この内容を理解することでオスグッド病の予防に繋がります。また、既にオスグッド病の方は痛みを緩和することができます!
この怪我は、中学・高校生頃によく起こります。成長痛とよく言われていますが、スポーツ選手が多く発症します。何が言いたいかというと、過度なスポーツをしない生活をしている上では起こりにくい怪我であるということです。
オスグッド病は知識があれば発症するリスクを激減することができます。オスグット病になって急に動けなくなってしまう方は、ほとんどが過度なトレーニングが問題です。トレーニングをすることが悪いのではなく体の一部にストレスを与え続けている動作が、結果的に膝下の痛みに繋がってくるのです。
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オスグッド病は、股関節と膝関節をまたいでいる大腿直筋という、”ももの表側にある筋肉が強く緊張(硬くなる)”し、この筋肉のとまっている膝のお皿の下のスネの部分(〇の部分)を強く引っ張り続けて剥離骨折を起こします。
※筋肉が緊張するとは、力をいれている状態。筋肉が伸びている状態は、リラックスしている。
主な原因は、「走る動作」
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今まで「走る」ことの基本として教えられてきた、膝を高く上げて、つま先で強く地面を蹴るという、不合理な動作を続けると、ももの内・表・裏側の筋肉が緊張(硬くなる)します。
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その状態でサッカーボールを蹴ったり、ボールを投げたり、コートを走りながらラケットを振るわけです。その間、体はストレスにさらされつづけています。
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このままスポーツをつづけることによって、もも裏の筋肉がさらに硬くなり、骨盤を引っ張ることで「後傾」になります。つまり、お尻が常に後方へ引かれている状態です。
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- もも裏の筋肉が硬直
- 骨盤が後傾
- もも前の筋肉が硬直
そして骨盤が後傾すると、背筋と肩が硬くなります。
その結果、急に動けない・何かをやると体のあちこちが痛いという状態が生まれるのです。
オスグットの発症を防ぐために
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最近の陸上選手の「走り方」を分析すると、蹴り出すのではなく足をおくイメージで走っている選手が多いです。足で蹴るのではなく骨盤を前に出して進み、足が前に出るのではなく体全体が前に進んでいます。まるで下半身が歯車のような状態で走っています。
陸上界ではだんだんと「走り」に対する考え方が変わり、多くの陸上選手が以前よりもタイムがよくなってきているとききます。また、このような走り方をすることで一部に負荷がかかることなく、全体を使って気持ち良く動くことができるのです。
最後に
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オスグットやそれ以外の怪我をする前に自分自身の身体に興味を持っていただければ嬉しいです。
今現在の筋肉のつき方や、歩き方、姿勢がどのような状態なのかがわかると今後の予防対策が見つかります。
生活に支障がないと放ってしまうことはよくわかります💦しかし、放っておくと後悔してしまうかもしれません😱
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“なぜオスグッド・シュラッター病になるのか?” に対して1件のコメントがあります。