捻挫について
今までに捻挫をした事はありますか?
足関節靭帯損傷の再発生率
56~74%
後遺症で競技継続できなくなる確率
9%
捻挫は、スポーツや転倒などによって足首や指などを捻り、関節部分が傷つくことです。
捻挫という言葉をきいて皆さんはどのようにとらえますか?
「骨折でなくてよかった」「重症な怪我でなくてよかった」と思うかもしれません。
しかし捻挫には3つのレベルに分けることができ、重症な捻挫は大変苦しみます。
また捻挫の再発生率は、56%~74%です。靭帯がだんだん緩み捻挫レベルが上がります。そんな悪循環なサイクリングにならないで欲しいです😢
最初に簡単にレベル分けして説明しますね♪
- レベル1 靭帯が一時的に伸びている程度
- レベル2 靭帯の一部が切れている状態
- レベル3 靭帯が完全に切れていている状態
この説明でわかるとおり、捻挫は靭帯を痛めてしまう怪我なのです。
”捻挫癖”になると、捻挫レベル1の状態がレベル3の状態まで悪化することはよくあります。
この状態になり、競技継続を断念する確率が9%です。
私は、この確率はかなり高いと思っています。
捻挫癖になる理由※重要ポイント
捻挫癖の原因は靭帯が伸び、関節が不安定になるコトです。
靭帯は骨や筋肉と違って、治ることはありません。要するに、捻挫は小さな後遺症をうけているということを忘れてはいけません。
捻挫は腫れが引いて痛みはなくなります。それはただ炎症がとれている状態であり、根本的問題である靭帯は緩んでいます💦
私が言いたいことは、捻挫はとても危険な怪我だってことです。
私は、この捻挫に苦しんだ1人です。皆さんはこの負の連鎖にならないようにしましょう🥺
シューカウンセラーが提案する捻挫の治療方法
適切な対処方法で怪我の再発リスクを軽減させる
もしあなたが捻挫になってしまったらどのような対処をすれば良いかのアドバイスをします。
①整形外科に最初は行くことをお勧めします。
※捻挫だと思っていても骨に異常がある可能性があるのでレントゲンはとりましょう。
もし怪我が捻挫だとわかれば、②接骨院へ通うことをおすすめします。
私は経験しましたが、整形外科の治療方法は電気を捻挫部にながし、湿布を貼る程度です。
その治療は、炎症はとれますが後遺症(靭帯が伸びた状態)が残ります。
そして、捻挫は骨の組み合わせに歪みがあります。その状態をもとの位置に戻してもらう必要があるのです。
よく捻挫をして、びっこした状態で歩いている人をみかけます。本人は痛くないと言う方が多いです。
それは、体が慣れてきている証拠です。歩くことに対して支障はなくてもスポーツする上では支障が出ます。(※正しくは、歩行時も支障は出ています)
歩き方の癖というものは、体の一部をかばう事が原因です。悪い癖にならないために早い対処が必要です。
足首の捻挫予防トレーニング
生活習慣を変える事が最重要
先ほど説明したとおり、捻挫は靭帯が伸びている・一部が切れている・完全に切れている状態です。
この靭帯はもとに戻ることは一生ないです。よって、そのままの状態でスポーツをしてしまうと再発するリスクは高くなります。
もし捻挫して復帰をするのであれば、始めはサポーターを着用することやテーピングを巻くことをお勧めします。
しかし、頼りすぎてしまうと足のもともとの機能が働かなくなってくるので最終的には辞める必要があります。
既に捻挫癖で悩んでいる方は、値段は他のサポーターよりも高いですがバウアーファインドのサポーターを使ってください。
捻挫が治ってからやらなければいけないことは足首周りの筋肉を鍛えることです。
ただ筋肉を鍛えるのではなく柔軟な筋肉を鍛える必要があります。鍛え方を間違ってしまうと筋肉が硬くなります。
筋肉が硬くなると足首の動きが悪くなり、スポーツをする上ではパフォーマンス低下に繋がってしまうのです。
今回紹介するものは簡単にできて、かつ効果があるものです。
1.まず立直の状態から、足首をゆっくり動かし2の状態に動かします。
2の状態に移動するまでに3秒間、息を吸ってください。
2.この状態で3秒間、息を止めた状態でキープしてください。
その後、7秒間息を吐きながらゆっくりともとの位置までおろしてください。
この運動を10回3セット行うと相当効果はでてきます。
挑戦するとわかると思いますが足首のみで体重を支えることはかなり大変です。
最初は壁を使って、バランスをとってもかまいません。慣れてきたら、壁を使うのをやめてみましょう!
是非チャレンジしてみてください!!
質問は受け付けてますので、気軽にご相談してください😊