歩き方は、一人一人違います。

その1つの理由として、日常生活で履いている靴が大きく異なるからです。

街中で歩いている人たちを見ていると様々な靴を履いて、また様々な歩き方をしているといつも感じます。

普段履いている靴はどのようなモノですか?
履いている靴から関連する歩き方の特徴をまとめたのでチェックをしてみよう!

ハイヒールを履く人の特徴

ハイヒールを履いている人は膝が曲がったまま歩いている。

ヒールが高ければ高いほど膝の曲がりは大きく、腰も曲がっている。

土踏まず部分と地面の空間の大きなハイヒールの使用者は、上体が後ろに反っている。

ワンポイント講座

女性が良く履くパンプスですが、一番足に負荷がかかるシューズだと言われています。

その理由は、ヒールが高く、角度があるので、常に指先側に負荷がかかっている状態だと言われています。

ヒールは衝撃が強く、また足の緩衝機能が低下してしまうので膝をクッションにするように歩くのです。よって、自然に膝を曲げて歩いてしまいます。この歩き方は膝を痛めてしまう原因なのです。

踵の高いスニーカーを履く人の特徴

踵の高いスニーカーを履いている人は、上体が後ろに倒れている。

上体が後ろに倒れている人は、バランスをとるためか首を突き出して歩いている。

ワンポイント講座

踵の高いスニーカーを履く人はパンプスを履いた時と同じような歩き方をします。

ヒールの面積が広いことや足を抑えるアッパーの面積が大きいことによって、パンプスと比べるとストレスはかかりにくいです。

上体が後ろに倒れる原因は、踵が高いことによってつま先に体重がかかります。そうすると、下半身は前傾姿勢になります。

このバランスを整えるために上半身は後ろに倒れこみます。しかし上半身全体が後ろに倒れこむと後ろに倒れてしますので方を丸めながら首を突き出すのです。これが、肩こりに繋がったりします。

分厚い底のシューズを履いている人の特徴

分厚い底のシューズを履いている人の首も前に出ている。

分厚い底のシューズを履いている人の首は前後に不必要に揺れている。

ワンポイント講座

分厚い底のシューズを履くと、足の感覚神経が鈍ることによって体の動きが遅くなります。

これは、足の裏は圧がかかると脳に命令を送るセンサーがあるからです。

足の裏からの情報量が少ないことによって体はバランスをとるのが難しくなり、首が前後に動きます。

足を外に向けて歩く人の特徴

足を外に向けて歩く人は、肩をゆすって歩いている。

ワンポイント講座

この歩き方は、蟹股の状態。つま先がまっすぐに向いていないのでどうしても肩を揺らしてではないと歩けません。

これは体感したほうがわかると思います。是非、やってみてください。

左右のバランスが異なる人の特徴

左右の脚の振り出す方向が異なる人は、半身のようにどちらかの肩が前に出ている。

腕の左右の動きが違う人は、脚の動かし方も左右で違っている。

ワンポイント講座

これは脚の長さが違う場合があります。また、脚の長さが一緒でもこのような歩き方になります。左右で筋肉量が違うことや、以前に怪我をして庇って歩く等でこのような歩き方になります。

また片手バッグを持って歩く人は、肩の上がり方が左右で異なります。その習慣がつくと筋肉バランスに偏りがでてくるので気を付けましょう。ファッションもありますが、リュックサックがおススメですね👜

ソールが厚くて柔らかいシューズを履いている人の特徴

ソールが厚くて柔らかいシューズを履いている人は、つま先がはやく落ちている。

つま先がはやく落ちる人は足音が大きい。

ワンポイント講座

踵の接地は衝撃が強い。その衝撃によって、ソールは変形をする。

変形するとバランスが崩れやすくなるので安定するために足の裏全体を使って安定させる。そのため、つま先がはやく落ちる。

ソールの変形は歩き方に影響を及ぼすこともスポーツ業界では多く研究されていて、ソール開発に力をいれています!!

お腹出た人の特徴

お腹の出た人は腰が後ろに倒れていて、脚を外に向けて歩くことが多い。

ワンポイント講座

お腹を出た方はふっくらしている体系の方だけでなく、妊婦さんも同じである。

お腹が出ているということは上半身の重心がお腹が出るにつれて前の位置になってしまう。

この重心を真ん中にするために、腰が自然と倒れる。腰が自然に倒れないためにも、フラットの靴を履くよりも3㎝ほどヒールがあるスニーカーがお勧めである。←これは多くの論文で明らかになっています🥰

また脚を外に向けて歩くのは、安定させるためである。股関節の可動域が狭くなるので良くないですね💦

小さな子供たちの特徴

小さな子供たちは、足底前半からつま先で着地し、歩き、つまずきそうになっている。

小さな子供たちは、大きな膝のストレスが予期されるくらいに膝を曲げたまま歩いている。

ワンポイント講座

小さな子供たちは足のアーチが形成されていないので足でけることができない。足形をとってみると偏平足の方と同じような形ができる。この歩き方は足が発達していないので仕方がない部分であるが、合っている靴を選び歩くサポートをすることとアーチが発達するための靴の選び方が重要である。

まとめ

この歩き方の特徴によって、外反母趾や足底筋膜炎、膝痛、腰痛、肩こり、首痛などを起こしやすいかが判断できます。

歩くという動作は怪我や痛みとの関係があります。

そして、歩き方の特徴は靴との関係があるのです。

歩き方の改善をするために、今履いている靴を見なおす必要があります!!

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