革の過度な伸びを防ぐ効果的なお手入れ!

皆さん普段シューズのお手入れはしっかりしていますか??

スポーツをされる方もそうでない方も靴を長持ちさせたいのは同じですよね!

靴一足は決して安いものではありませんし、

履き心地含め思い入れが出てくると長く履きたくなりますね!

今回は綺麗にツヤツヤに光らせる!というよりも

『長持ちさせるためには!』という事にフォーカスしていきます。

☆天然皮革

サッカー、フットサル、野球、ラグビー等のシューズに使われることが多いです。

サッカーやフットサルはボールタッチの感覚が求められるため柔らかめの革が使われています。

ラグビーや野球は微妙なバランス感覚を足元から感じるために革が使われています。

革の過度な伸びを防ぐ効果的なお手入れ!
足に馴染めば様々な方向に動く際にも違和感なくシューズが付いてきます。
足元からの微妙な感覚からくる情報はスポーツにおいてとても重要です。
しかし革が伸びて動きを抑えられなくなるとターンをするときに「ズルッ」と靴の中で足がズレて不安定になります。
更に単純に靴が横に大きくなり緩く履けなくなってしまいます。
なので長くいい状態をキープして革が伸びすぎない、でも足にはしっかり柔らかく馴染むといった履き心地を維持するためのケアをまとめます。

モデル: MORELIA TF

モレリアのアウトドアフットサルシューズです。

前足部にはとても目が細かく、防水加工が施されたウォッシャブルカンガルーが使われています。

天然芝で使用して汚れています。

それでは順に紹介します。

①紐と中敷きを外す

ホコリをしっかり落とすには紐も外しましょう!

中敷き自体も長持ちさせるために一回外してしっかり乾かします。

②シューキーパーを入れる

これをするかどうかで大きな差が出ます。実際にこれだけ見た目の差が出ます。

革の伸びすぎに対して直接的にアプローチが出来ます!靴の形をしっかり元に戻しましょう。

入れなければ履いて曲がった靴がそのままふにゃ~っと曲がったまま革も緩んだままになります。

何度もそのまま履けばどんどん歪んでいきます。シューキーパーはただ入れれば良いわけではありません。

シューキーパーの形と素材が大切です。

シューキーパーの形

よく安価で後ろがバネになっているのをみますが正直本末転倒になりかねないのでオススメしません。

比較してみましょう。

・シューキーパー(バネ式)

・シューキーパー(靴の形のモノ)

バネ式は靴自体が反ってしまって靴を長く使うための道具が逆に歪めているのが一目瞭然です。

古着屋なんかでも靴が縦にびよ~んと伸びている靴見たことありませんか?

安いからと入れている方の靴が本当に心配です。

スニーカーなんかもSNSで見るコレクションの写真のシルエットが歪んでるのが多くて残念な気持ちになります。。。

シューキーパーの素材

シューキーパーの機能には形を整える以外の仕事があります。

それは汗を吸うという仕事です。足はかなり汗をかきます。

汗が革に残れば革は固くなりますし、それが続けば割れたりボコボコになっていきます。

乾かない状態で履けばすぐに革の繊維が伸びてどんどん緩くなっていきます。

プラスチックではもちろん吸いません。木製のものを1つ持っていて欲しいです。

その日履いた靴に木製の物をいれて一晩くらい置いておけば靴の形、乾燥具合ともにバッチリです!


オススメはこちらです!


高価なものもありますがこれくらいの価格帯でもしっかり役割を果たしてくれます!

サイズは迷ったら小さい方がおすすめです!

③ブラシでホコリを落とす!

ブラシは皆さん使っていると思います!

ですが大切な工程なのでおさらいです。

ブラシをかけるときもシューキーパーでシワをしっかり伸ばしましょう!

比較するとこんなにシワの間に埃が残ってしまいます。

(右足側:シューキーパあり 左足側:シューキーパーなし)

シワに残った埃や汚れはそこから革が傷むキッカケになってしまいます。

ここでもシューキーパーの大切さがわかりますね。

最初のブラシは短めの馬毛のものがオススメです。

馬毛は柔らかく細いので縫い目やシワの奥の埃もはらう事ができます。


全体を満遍なくゴシゴシこすらずに優しくブラシしてください。

そうするともうこれだけでも良いくらいツヤが出ました!

④汚れ落としを使う!

革用の汚れ落としを使用します。

今回のテーマである「靴を長く使うため」に沿って選びます。

クリーム状の汚れ落としが世の中は多いですが今回は使いません。

揮発性の高いタイプを使用して汚れを落とします。

クリーム状のものはそのまま革がしっとりしますが柔らかくなりすぎるリスクも生じます。

少し柔らかい布にとって全体をゴシゴシせず、なでるように汚れを落としていきます。


⑤保湿をする!

顔と同じで洗ったあとは乾くので保湿をしましょう!

必要以上の油分が入っていないタイプがオススメです。

こちらは少量布にとって全体均一になるように表面を撫でるように塗ります。

何かをぬるのは以上です!

色が落ちている箇所があったりすればその部分にピンポイントで色付きクリームを塗ります。

何故全体に塗らないのかというとクリームの油分と水分で革が柔らかくなりすぎるのを避けるためです。

また、クリームは塗ったら落とさなければなりません。

化粧したまま寝る女性はいませんよね!

同じです!

落とさなければ革は荒れます。そのために強めの汚れ落としを使います。

そうすればまた革は柔らかく。。。

とその後のケアが大変な事になります。

なので適度な保湿にとどめておきましょう!天然成分が多いこちらは革を傷めないのでオススメ!


⑥またまたブラシ!

こんどは豚毛のブラシを使用します。

先程の保湿クリームを毛穴の奥まで押し込んであげるイメージでマッサージをするようにブラシします。

しっかり目にしても大丈夫です!

そうすると

艶がしっかり出ています!

どちらのブラシもこの位の大きさが手に収まって扱いやすくておすすめ!



これで完成です!

革はもっちりしなやかになって広がって伸びて行きにくくなりました!

簡単で効果抜群です。

ぜひやってみてください!

心と体の授業
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天然皮革のスポーツシューズを長持ちさせる秘訣” に対して3件のコメントがあります。

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